JUGEMテーマ:読書

 

 

是枝裕和監督の『映画を撮りながら考えたこと』は編集しながら、

必ずや、100年後も表現者たちのバイブルとなっているにちがいない。

その確信のもと、400ページを超える大著を制作していました。

(そんなこともあり、ページが増えることも厭わず、細部まで血を通わせ、まさに入魂しきることができました)

 

おかげさまで、その後、日経新聞(7/31)、朝日新聞(8/7)に著者インタビュー掲載、

読売新聞(7/31)には、朝井リョウさんがすばらしい書評を、

そして本日、産経新聞にも書評(評者・アニメ監督の宮地昌幸氏)が掲載されました。

 

sankei

創作上の自問自答とでも言おうか。それがめっぽう面白い

 

yomiuri

 

私は、映画でも小説でも何でも、創作物とは受け手がただの受け手ではいられなくなるようなものであるべきだと思っている。(略)受け手が思わず能動的な行動をとってしまうような作品に触れたいし、そういうものを創りたいと思っている。ただ、忙しい現代人は娯楽に注げる時間が少なく、比例してそのような作品も減少している気がする。私自身、思わずわかりさすさに逃げたくなるときがあるため、決してそうしない著者の誠実な態度はあまりにも輝いて見えた。(略)読後、このように書評を書くという能動的な行動をとった私は、今後何度もこの本を開き、そのたび視界が晴れる思いを抱くのだろう。」(朝井リョウ氏)

 

 

その他、雑誌などでの紹介も止まりません。

現時点で、22(!)媒体。

 

表現活動にかかわる、つまり、生きるという行為を主体的におこなおうとするすべての人たちへ贈る一冊です。

ちなみに、週刊現代のリレー日記では、「就活生にもオススメ」と書かれてました。

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今日の朝日新聞に、「イスラム水着 相次ぐ禁止に物議」という見出しの記事がありました。

 

「イスラム教徒の女性用の水着「ブルキニ」を禁止する動きが、フランスで相次いでいる。

(略)宗教を誇示するような着衣で、混乱を招きかねない」という自治体の判断だが、人権侵害にあたるとの批判も強い」

 

という内容です。

 

つい先日も、日本の「入国管理局が収容中のイスラム教徒の男性に豚肉を提供した」というニュースが流れました。

 

フランス、日本にかぎらず、こうした誤解や偏見が、現在、散在しているように思います。

いずれ「世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代」、

イスラム教徒にとっての常識を知っておくことは、

私たち市井の人間にとっても、不必要な摩擦や誤解を生まないために必須ではないでしょうか。

 

寄藤文平さんが描いてくださったかわいい絵のおかげもあって、

女性からの支持も厚い、内藤正典先生の『となりのイスラム』。

 

musulim

 

本当に、本当に、読んでいただきたいです。

 

*内藤先生の北海道新聞のインタビューは、こちらです。

 

 

 

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5年前から始めた「わたしのお店で本屋さん」プロジェクト。

少しずつではありますが、確実に、置いてくださるお店さんが増えてきております。

 

とりわけ昨年からは、シリーズ「コーヒーと一冊」を創刊し、

新たな本との出会いの可能性が広がったように感じております。

 

一人でも多くの方々にとって、本と出会う機会が増え、

未来の本好きが増えていくひとつのきっかけになれば、と願ってやみません。

 

この10月に創業10周年を迎えるにあたり、

この取り組みをいっそう充実させたく、あらためてご案内させていただきます。

 

 

 

◎ご案内
 

はじめまして、ミシマ社です。


一冊との出会いから世界が広がる−−。

そういう思いから、本屋さんではないお店で、ミシマ社の本を販売用に置いていただく「わたしのお店で本屋さん」プロジェクトを始めることにいたしました。

 

私たちミシマ社は、2006年10月に創業して以来、「小さな総合出版社」としてジャンルを問わない、「一冊入魂」の出版活動をつづけております。

そんなミシマ社の「一冊」を、貴店のお客様にも届けていただけないでしょうか。

 

ミシマ社の書籍ラインナップから10冊以上セレクトしていただき、ご展開いただけましたら幸いです。

 

カフェや雑貨店、古書店、民宿などなど、新刊書店ではない小売店のみなさま、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

 

●概要

販売場所 :書店ではない(主に個人経営)店舗

冊数   :ご注文は10冊以上から、ミシマ社本であればどんな組み合わせOKです。

返品   :返品不可。完全買切でお願いいたします。

卸正味  :70%(シリーズ「コーヒーと一冊」は60%)

納品   :2〜5日後のお届け(地域により異なります)。送料は、ミシマ社負担

精算・支払: 請求書は商品と一緒にお送りさせていただきます。お振込は商品到着から一カ月以内にお願い致します。振込手数料はミシマ社負担。

 

 お問合せ先:

 株式会社ミシマ社
 自由が丘オフィス(担当:渡辺・池畑)

  Tel:03-3724-5616  
  Fax:03-3724-5618

 

 京都オフィス(担当:鳥居・田渕)

  TEL:075-746-3438

    FAX:075-746-3439


 Emailhatena@mishimasha.com

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もし、まだ読んでいない方がいらっしゃったら、ぜひとも読んでいただきたいです。

後藤正文さんの『何度でもオールライトと歌え』。

 

内容は、絶妙な阿呆エッセイから、憲法9条まで。

たとえば永江朗さんは、「週刊朝日」(2016/6/14)の「ベストセラー解読」のコーナーでこう書いてくださっています。

 

・・身辺雑記もあるけれども、ぼくがグッときたのは、原発問題や改憲・安保問題についても率直に意見を述べているところだ。官邸デモに参加していることについても書いている

 

そして、本書よりこの箇所を引用。

 

ミュージシャンは音楽だけをやっている、という言葉をよく見かけるのだけれども、政治的なものとそうでないものがパキッとふたつに分かれていると考えるのは間違いだと思う

(『何度でもオールライトと歌え』 p131「どんな音楽を選んで聴くのかも、どこかで社会に関わっている」より)

 

とはいえネット時代、政治的発言をすることへのバッシングもすさまじいようだ。(略)

それでも後藤は、憎悪の言葉に憎悪で返すのではなく、対話を求め続ける。関係を断ち切れば楽なのに、あえて引き受けようとしているのだ。それもまたミュージシャンの仕事であるかのように

 

せめて私たちは、その後藤さんの言葉を「読む」「聴く」ことを通して、後藤さんを支えねば。

同じ時代に生きるものとして、しっかりと彼の言葉を受け止めていきたい。

強く強く、そう思います。

ちゃぶ台』創刊号が、毎日新聞「MAGAZINE」欄で紹介されました(2016/7/10)。

 

とても嬉しい記事でしたので、引用させていただきます。

 

「志ある小さな出版社、ミシマ社が初めてつくった雑誌。テーマは「移住」と「就活」。次号は十月刊行の予定。

武道家で哲人の内田樹はじめ、屠畜紀行で著名な内澤旬子氏、『ナチスのキッチン』で話題を呼んだ藤原辰史氏、「菌本位制」でパンをつくる渡邉格氏など、多分野の人が発言する。(略)

自由な知と個性が、既成の圧力をはねのける。刺激的。視界が広くなる。」

 

mainichichabu