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拙著『失われた感覚を求めて〜地方で出版社をするということ』
発刊から3カ月以上経ちましたが、今も、さまざまなところでご紹介いただいております。

今井書店さんが出されている「今っしょ!!」には、本の学校の山本さんが推してくださいました。

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「BRUTUS」(2015  1/1・15)の「読書入門。」では、
ブックキュームの渡辺さんが選書くださっております。



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こうして書店員の方々に推していただけ、とても光栄です。
テレビを初めとするメディア関係者の方々から共感の声をいただくことも多く、
それもとても嬉しいです。

長い時間をかけて、読み広まってほしいと願っています。
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朝日新聞(2014/12/28)にて、赤坂真理さんが
現代の超克』を今年の3冊の一冊に選んでくださいました。

「本当の「読む」を取り戻す」と副題をつけた本書。
「危機の時代」だからこそ生まれた豊穣の言葉の数々を、
現代に根付かせ、そしてこれからにつないでいきたいです。

ぜひ、ご一読いただければ幸いです。

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街場の戦争論』、毎日新聞(2014年12月14日付)の3面に全5段の広告を打ちました(大阪版・西部版は16日)。



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総選挙が終わり、安倍政権の存続がいったん決まりました。
このあと、いったい何が起こるか?

特定秘密保護法、集団的自衛権、そして株式会社化する国家・・・
この国でいま起こっているのは、どういうことなのか?

僕たちが今いるのは、
二つの戦争つまり「負けた先の戦争」と「これから起こる次の戦争」にはさまれた戦争間期ではないか


本書の冒頭で内田先生はこう言っています。

「想像力」を駆使することで見えてきた、日本の実体と行く末に残された微かな可能性。

これからを「ちゃんと」生きていこうと思っているすべての人たちに向けて書かれた一冊です。
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内田樹先生の『街場の戦争論』、おかげさまで、発刊三週間にして5刷となりました。
もちろん、ミシマ社創業以来、最速での増刷ペースです。
ご愛読、心より感謝しております。
しかし。
本書にかぎっては、まだまだ、の思いが強い。
というのも、争点不明の解散総選挙がおこなわれることになったり、不穏な政治状況がひとり歩きしています。

その流れを断ちきるためにも、国民ひとりひとりが、しかるべき思考力、知性というものを養う必要があります。
そのためにも、本書をどうしても読んでいただきたいのです。

一冊が国の大きな流れを変える。
そう信じています。


「東京新聞」(11月16日)掲載の著者インタビュー。

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「週刊現代」では永江朗さんが素晴らしい書評を書いてくださいました。

「次の戦争を避けるにはどうすればいいのか?」という問いを、永江さんは書評のなかで投げかけています。
そして、その解としてふたつを提示されました。
「先の戦争についてよく考えること」
「想像力を使うこと」
このふたつこそが、『街場の戦争論』に書かれていることです。

国民の必読書、ぜひともお読みいただきたいです。

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10月24日、ついに内田樹先生の『街場の戦争論』が発刊となりました。

10月26日(大阪版は27日、西部版は28日)には、朝日新聞の三面に広告を出しました。
ミシマ社初となる、半五段を使っての一本広告です。

多くはここでは申しません。
とにかく、読んでいただきたいです。何卒。

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今日の朝日新聞(朝刊2面)に、広告を出しました(大阪、名古屋版は明日、西部は7日)。




「人は本なしで生きていくことはできないーーその信念のもと、8年間「一冊入魂」をつづけてきました。
この時代に、どうしても読んでいただきたい本がこの3冊です。
読み終わったあと、世界のとらえ方、見え方が変わっている。そう信じています」

という言葉とともに。

今回の広告では、「売れてます!」や「ランキング情報」といった、定型となりつつあった、いわゆる「新聞広告的」な要素を入れていません。
一過性の「消費者」に向けての広告ではなく、「善き読者」に届けたいという思いで打ちました。
ご覧いただくとともに、この「入魂」3冊を身体化いただけましたらとても嬉しいです。
くりかえしますが、どうしても読んでいただきたい3冊です。
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中島岳志・若松英輔『現代の超克〜本当の「読む」を取り戻す』の書評が、京都新聞(9月28日付)、北日本新聞(9月21日付)などで掲載されています。

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一文抜粋いたします。

「無数の死者の思いが昇華されて一冊の書物が成立する。読むとは、そして書くとは、そうした無数の死者、あるいは無数の生者との絶え間のない対話に他ならない。(略)
2人は対話を重ねながら、柳宗悦を、ガンジーを、小林秀雄と福田恒存を、さらには「近代の超克」をめぐる1942年の悪名高き座談会を読み直す。私たちは、彼らが書いたこと、語ったことを本当に読んできたのか。」


評者である安藤礼二さんは、つづけてこう書かれています。

「たとえば「近代の超克」をめぐる座談会。そこでは、きわめて反動的かつ暴力的な意見の表明と並んで、ヨーロッパ近代の成果を果敢に取り込んだ上で近代を乗り越え、近代とは異なった道をひらいていくことが真摯に議論されていたではないか。そこで説かれた創造的なビジョンは、柳にもガンジーにも、小林にも福田にも共有されている」

こうした先人の声に耳を澄ますことからしか、現代の混迷を乗り越えることはできない。
裏を返せば、誰かがそうした声を拾うことなくして、いかなる手を打とうとも、混迷は深まるばかり。

この状況を打開すべく、中島、若松両氏が、自らの身を投じて、拾い集めてきた「コトバ」によって本書は成り立っています。

この本を「読む」という行為を通じて、「現代の超克」の第一歩は始まる。そう思っています。
それだけに、本書だけは何があっても読んでいただきたい。
そういう思いで発刊しました。

一人でも多くの方々のもとへ届きますように・・。
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平川克美さん著『「消費」をやめる〜銭湯経済のすすめ』、
発刊すぐに増刷が決定し、その後、共同通信配信の書評によって
さらなる広がりを見せております。
(「京都新聞」「神奈川新聞」2014/7/27、「高知新聞」「北國新聞」14/7/20ほか)

それもそのはず。
評者は、江弘毅さん。
『「街的」ということ〜お好み焼き屋は町の学校だ』などの著書が示すとおり、
「銭湯経済」的なるものを、いち早く提唱された方でもあります。

その江さんによる書評。冒頭は―ー。

圧巻は著者の生身のビジネス体験から発せられる数々の珠玉の言葉だ。
大学卒業後、定職に就かなかった著者は27歳の時、友人の内田樹らと翻訳会社を立ち上げる。
毎日夜中まで遮二無二働いたのは、「自分たちの存在証のため」であり、詩を書くのと同じ「表現行為」だった。


しかし、やがて著者にとって「暗黒の十年」が始まる。

会社を清算して自己破産するシナリオも浮かぶ。そんな経験で学んだことは「カネが集まってきた連中は、カネがなくなれば去っていくという単純な事実でした」。

「消費者第一世代」として育った著者が行きついた先が、「小商い」。
そこで書評自体が終わっていいはずなのだが、この評の圧巻なのはラストの一文だ。

本書が発するのは「おカネで買うことができるのは、値札のついているものだけ」という当然の事実を自分の身体が知っているかという問いだ。


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病気にならないための時間医学』から約7年。
大塚邦明先生の最新の研究をふまえた、「ふつう」に日常を暮らす私たち向けの一冊が出ました。
健やかに老いるための時間老年学』。
超高齢化時代の救世主的一冊として広まっております。

「産経新聞」(2014/6/15)には、大きく書評が掲載されました。

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評者は平川克美さんです。

「自分の身体について、わたしたちはほとんど何も知らない。
(略)
著者は、「生命とは何か」を追い求めることから出発して、生体時計の研究に至り、そこで得た知見を臨床医学やわたしたちの生活にまで敷衍していく。
蒙を啓くとはこのことかと思わせるような発見が随所にちりばめられている
近代テクノロジーの最大の成果は、時間の圧縮ということだろう。地球の裏側まで半日で到達することさえできるようになった。しかし、その結果、ひとは身体に備わった時計の針を微妙に狂わせてはこなかったか。

ひとは誰しも、その身体の中にある時計に従って生活し、労働し、睡眠することではじめて幸福感を手にすることができる。本書が告げているのは、身体が刻む時計の音に耳を澄ませということなのだろう。

平川さん、ありがとうございました。
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読賣新聞(2014年4月27日)に、『あわいの力』(安田登著)の書評が掲載されました。
評者は若松英輔さん。

一部引用させていただきます。



「こころに思い描くように、うまくことが運ばない、そう感じている人に薦めたい」
「(漱石が述べたように小説は)ぱっと開けて、開いた所を、漫然と読むのが面白い。同じことは本書にもいえる。どこから読んでもよい。良書である」


yomiuriawai

若松さん、ありがとうございます。
本書の書評を、むずかしい言葉遣いで書くことだってできたはずです。
しかし、若松さんは「内臓」に響くような語り口で、本書を紹介くださいました。
本書で述べられた安田登先生の意図を踏まえた、これ以上ない書評と思います。
たしかに、「心(しん)」に届きました。それは私のみならず、多くの方々にも、そうだったようです。

その証拠に、掲載翌日の28日、ミシマ社自由が丘オフィスは、朝から注文や問い合わせの電話が鳴りっぱなしでした。
電話を出まくってくれたバイトの三人は、ひと段落した夜にはこんなふうになってましたから(おつかれさまでした!)。


jiyuugaokasa