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5年前から始めた「わたしのお店で本屋さん」プロジェクト。

少しずつではありますが、確実に、置いてくださるお店さんが増えてきております。

 

とりわけ昨年からは、シリーズ「コーヒーと一冊」を創刊し、

新たな本との出会いの可能性が広がったように感じております。

 

一人でも多くの方々にとって、本と出会う機会が増え、

未来の本好きが増えていくひとつのきっかけになれば、と願ってやみません。

 

この10月に創業10周年を迎えるにあたり、

この取り組みをいっそう充実させたく、あらためてご案内させていただきます。

 

 

 

◎ご案内
 

はじめまして、ミシマ社です。


一冊との出会いから世界が広がる−−。

そういう思いから、本屋さんではないお店で、ミシマ社の本を販売用に置いていただく「わたしのお店で本屋さん」プロジェクトを始めることにいたしました。

 

私たちミシマ社は、2006年10月に創業して以来、「小さな総合出版社」としてジャンルを問わない、「一冊入魂」の出版活動をつづけております。

そんなミシマ社の「一冊」を、貴店のお客様にも届けていただけないでしょうか。

 

ミシマ社の書籍ラインナップから10冊以上セレクトしていただき、ご展開いただけましたら幸いです。

 

カフェや雑貨店、古書店、民宿などなど、新刊書店ではない小売店のみなさま、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

 

●概要

販売場所 :書店ではない(主に個人経営)店舗

冊数   :ご注文は10冊以上から、ミシマ社本であればどんな組み合わせOKです。

返品   :返品不可。完全買切でお願いいたします。

卸正味  :70%(シリーズ「コーヒーと一冊」は60%)

納品   :2〜5日後のお届け(地域により異なります)。送料は、ミシマ社負担

精算・支払: 請求書は商品と一緒にお送りさせていただきます。お振込は商品到着から一カ月以内にお願い致します。振込手数料はミシマ社負担。

 

 お問合せ先:

 株式会社ミシマ社
 自由が丘オフィス(担当:渡辺・池畑)

  Tel:03-3724-5616  
  Fax:03-3724-5618

 

 京都オフィス(担当:鳥居・田渕)

  TEL:075-746-3438

    FAX:075-746-3439


 Emailhatena@mishimasha.com

こんにちは。ミシマ社の三島です。

昨日、ツイートでお知らせしました通り、このたび自由が丘オフィスで、アルバイトの方を一名募集いたします。

現在、自由が丘オフィスでは、常勤4名を中心に、ときどきお手伝いに来てくださる方々に助けられながら運営しています。
今回は、主に「営業および営業事務のアシスタント業務」を担っていただける方を募集します。
具体的には、日々の発注書作成、書籍の発送作業、電話応対などです。
経験、未経験は問いません。
編集や外回りの営業が、目に見える華々しさをもつように思われるとしたら(実際にはほとんどありませんが)、
今回の業務は地味に感じられるかもしれません。
が、ミシマ社の日々を支えるとても、とても大切な仕事です。
その仕事を明るく、ほがらかに、一緒におこなってくださる方をお待ちしております。

<募集要項>
・人数:1名
・雇用形態:アルバイト
・業務時間:9時〜18時(休憩有) *要相談
・勤務地:ミシマ社自由が丘オフィス
・業務内容:営業および営業事務アシスタント(発注業務、発送業務、電話応対など)

<応募書類>
・履歴書
・職歴書
・簡単な作文 (テーマ:ミシマ社でこんなことがしたい!)
上記を、こちらまでお送りくださいませ。
・お送り先:〒152−0035 東京都目黒区自由が丘2−6−13 株式会社ミシマ社 採用係
・締切:2016年6月20日(月)必着

ご一緒に働くことができるときを楽しみにしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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ヨーロッパ企画×ミシマ社
ブックデザイナー募集のお知らせ


こんにちは。ミシマ社です。
ミシマ社(京都オフィス)では、現在、同じく京都を拠点に活動する劇団
ヨーロッパ企画さんと一緒に、『ヨーロッパ企画の本(仮)』なる雑誌のような書籍のような一冊をつくっています。

(ヨーロッパ企画についてはこちらをどうぞ→http://www.europe-kikaku.com

とにもかくにも「面白い!」ヨーロッパ企画さん。
その魅力は演劇を筆頭に、さまざまな表現媒体で目にすることができます。
今回は、そんなヨーロッパ企画さんのさらなる魅力を、
書籍という形でしか届けられないものがあるにちがいない、と
みなで頭を悩ませ試行錯誤しています。

ただいま絶賛制作中なのですが、この本のデザインを
演劇やヨーロッパ企画が好きで、
一緒におもしろいことをしたいと強く思ってくださるような
デザイナーさんにお願いしたいと思うようになりました。

そこで、今回はじめて、書籍のデザイナーさんを公募いたします。

こんな方がうれしいな〜、と思っております。

<条件>
・ブックデザイナーで、InDesign、Illustrator、Photoshopを使いこなせる方

・関西(主に京都)でそれなりに頻繁に打ち合わせができる方

・面白いことを一緒に作りあげていきたい!と思っている方

・とにかくヨーロッパ企画が好きな方

今年の6月下旬〜8月、がっつりと取り組んでくださる方

*プロ、もしくは今後プロとして本気でやっていきたいと思っている方に限ります
**決定し次第、締切とさせていただきます。


心より楽しみにお待ちしております!!


<ご連絡先>
hatena@mishimasha.com
まで、件名を「ミシマ社ブックデザイナー」とし、お名前・ご連絡先、
なにかこれまでのお仕事や作品がわかるものをお送りください。
拝見させていただき、こちらからご連絡を差し上げます。

お問い合わせは京都オフィス:075-746-3438(三島、新居)まで。
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東京・自由が丘にワンルームを借りて、ミシマ社を起こしたのが、2006年10月のこと。
今年は秋に10周年を迎えることになります。
その前に、さる4月1日、京都オフィスを正式に開設してまる5年となりました。
つまり、二拠点体制になって5年が経過した、ということです。

当初、城陽市にあったオフィスは、現在は京都市内(川端丸太町)にあります。
少しずつですが、
「みんなのミシマガジン」サポーター制を中心に、
コーヒーと一冊」シリーズ、ミシマ社初の雑誌『ちゃぶ台』、
限定販売の冊子『みんなのミシマガジン×森田真生 0号』など、
京都オフィス独自の動きも充実してきています。
これは、私自身の拠点を京都に移したことも大きい、と感じています。
4年前、関西に引っ越してくるまで、私自身は、東京でしか働いたことがありませんでした。
そして、東京でないと、出版の仕事はできない。と、どこかで思っていたように思います。

出版の中心であり、メディアの中心である東京ではない地で出版業を、全力でおこなう。
これを実行しようとすれば、必然的に、より本質的なことに集中していかなければなりませんでした。
なぜなら、そこに大きな流れがあるわけではないから。
大きな流れのないところでは、自分たち用に「小さな流れ」を自らの手で切り拓いていくしかありません。
(実際、東京を離れると、実に多くの人たちが、そうした「手作り」の道をつくり、日々維持していることを知りました。
それは、いわゆる「システム」と言われるものとは全く違う、血の通った行為の積み重ねとしてあります)

たまたま私たちの場合、「ちいさな総合出版社」を謳っていることもあり、
その小さな流れは、出版業界全体で向き合わなければいけない「次の流れ」と、
方向としては重なっているような気もしています。
つまり、思いを込めてつくった「紙の本」を本屋さんを介して、しっかりとお届けしていく。
本屋さんと出版社、そして読者との共存のあり方を模索することなくして、私たちの「小さな流れ」はありえないのです。
(この具体的な一手として、「コーヒーと一冊」は生まれました)

いずれにせよ、こうした小さな流れを微力ながら、これからもつづけてまいります。
それだけが、この地で出版業を「つづける」ための方法でもあるので。
その結果、自分たちの歩んで道が、出版業界的にも、本当に必要な行為だったというふうになれば、
これ以上の喜びはありません。

紙の本の可能性をもっともっっと広げていきたい。
そして次の世代へつないでいきたい。
強く、強く、そう思っております。

そして、こうした「小さな流れ」への道へと導いてくださったすべての方々(サポーターの方々、お仕事をご一緒した方々、お仕事はしてなくてもこの間出会った方々・・)へ心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。

これからも、ミシマ社京都オフィスならびに、ミシマ社の活動を応援いただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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2013年4月より開始しました「ミシマガ・サポーター制度」。

「みんなのミシマガジン」という毎日更新するウェブ雑誌を無料で読めるようにする。
そのために、サポーターの方々に「共同運営者」になっていただく。

3年前に、こうした試みを始めたわけですが、そこには次のような思いを込めております。

ひとつは、東京以外の地で、「総合出版社」の動きを実現させたい。
ミシマガは、ミシマ社京都オフィスを活動の拠点として運営しています。
東京ではできない、新たな出版の流れをつくっていく。そのひとつの試みを、この京都でおこなっています。
(その成果はさっそく、この3年の間に出ております。シリーズ「コーヒーと一冊」が創刊したり、ミシマ社初の市販用雑誌『ちゃぶ台』が出たり。これらはすべて京都オフィス発で、未来の出版を切り開くための実験的試みです)


もうひとつは、「贈与経済」あるいは「等価経済」で循環させていく。
そんな出版と社会のあり方を模索してきました。
たとえば、毎月、「紙版ミシマガジン」を制作し、サポーターの方々へ送っております。
この紙版は、商品ではありません。
定価のないもの、本屋さんに置かれることのない、ミシマ社からサポーターの方々への一方的な贈り物です。
制作者としては、この3年、商品でないものをつくることによって、より「原点回帰」できた気がしています。
(先のシリーズや雑誌が生まれたのも、こうした毎月の実験の賜物です)

このように、サポーターの方々に支えられて、私たちの出版活動は成り立っております。
この活動をさらに、息の長い、より豊かなものにしていくためにも、
ひきつづき、サポート賜りたく、心よりお願い申し上げます。

2016年度サポーターの皆さまへの贈り物などについては、
みんなのみんなのミシマガジン」にて、詳細をご報告しております。

最大の目玉は、「お野菜」と「お漬物」です!
「贈与経済」と謳っておりましたら、思わぬ「贈り物」をいただけることになりました。

生産量にかぎりがあるため、ゴールドーサポーターの方限定になりますが、
「周防大島のお野菜」「バッキー井上さんのところのお漬物」かどちらかを(選択ください)、
年に一度、プレゼントいただけることになったのです!

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(先日、ひとあし先に編集部に届いた宮田さんのお野菜。自然の恵みそのものです!)

「生きた出版」をめざす私たちにとって、本当に、本当に嬉しい贈り物です。
ぜひ、ご参加いただき、実際に味わってみていただけますと幸いです。
 

*特別特典として、3月中に新規もしくは2016年度分の更新のお手続きをしていただいた皆さんには、ミシマ社の新刊、井上理津子さんの『関西かくし味』をプレゼントいたします! 

 

*新規の場合

 下記項目を、お電話、FAX、メール等にてご連絡くださいませ。(クレジット決済をご利用の場合には、こちらから直接お手続きいただくことも可能です)。

・お名前(フリガナ):
・性別、ご年齢:
・ご住所:
・電話番号:
・FAX番号:
・メールアドレス:
・サポーター種類:通常サポーター(2万円+税) または ゴールドサポーター(3万円+税)

  *サポーターの種類の違いについては、こちらをご覧くださいませ。  
・お振込み方法:郵便振替 または クレジット決済 どちらかお選びください。
  *クレジット決済の場合、下記あるいはこちらから直接お手続きいただけます。

・クレジットの有無:
*ウェブ版の「編集後記」や紙版の「奥付」に、ご希望されるサポーターの方々のクレジットを入れさせていただきます。掲載をご希望される場合には、・お名前をそのまま記載 または ・掲載用のハンドルネーム のいずれかをお知らせください。

FAXご送付先:075-746-3439
E-mail:hatena@mishimasha.com 
(件名「ミシマガサポーター申込み」にてお願いいたします。)
TEL:075-746-3438
ご不明な点などございましたら、上記連絡先までご一報くださいませ。


*更新の場合
 

・郵便振替
 更新月の方みなさまに、今月お届けいたします「紙版みんなのミシマガジン 2月号」に郵便振替用紙を同封しています。
 振替方法などもあわせて記載しておりますので、用紙をご高覧のうえ、お振替くださいませ。

・クレジット決済
 下記URLよりお手続きいただけます。
●通常サポーターはこちら
 →http://xc522.eccart.jp/z747/item_detail/itemId,9/
●ゴールドサポーターはこちら
 →http://xc522.eccart.jp/z747/item_detail/itemId,10 /

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2014年10月に、現在のミシマ社京都オフィスで再オープンした「ミシマ社の本屋さん」。

2度目の新年を迎え、ますます「ほっこり」参りたいと思います。
靴を脱いで、畳の上にあがってもらう本屋さんなんて、そうそうありませんから。
まして、入ってすぐ、掘り炬燵(ごたつ)に迎えられる本屋は、日本中探してもないのではないでしょうか。


ところで、幸先を祝うかのように、元日の京都新聞に店長の鳥居が登場しました!
なんと、「各界で活躍する50人」の一人として!?

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ここで、トリイが言っているように、「ていねい」な本屋さんでありたいなぁと思います。
ていねいな仕事をしていくということは、もちろんのこと。
それに加えて、お店の空間としても、ていねいでありたいです。
たとえば、その具体的なひとつとして、この本屋さんから、大切な人に、自分自身に、プレゼントを送りたくなるような。
じっくり選ぶことができた上に、その場で(掘りごたつで!)思いを込めてメッセージを書く。
そんなふうな時間を過ごしてもらえるとなぁ、と思います。

「ミシマ社の本屋さん」に行って以来、本と過ごす時間がなんだか豊かになった。

そう言ってもらえるように、日々をていねいにありたいと思います。

今年も、ご来店をお待ちしております。

ちなみに開店日は、基本的には、毎週金曜日(13時〜19時)と月末の土曜日のみです
(月によって変わりますので、ミシマ社HPをご覧いただければ幸いです)。
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*「みんなのミシマガジン」今日のひとことを再掲いたします。


新年あけましておめでとうございます。
本年が皆さまにとりまして、豊かな一年でありますことを心よりお祈りいたします。
ミシマ社にとっては、創業10周年の節目となる年。
昨日の編集後記でも書いたことですが、否が応でも、意識していくことになると思います。意識せず淡々と、とは思いますが、いっそのこと、はっきりそのことを意識して、1日1日を過ごしていこうと思います。
森田真生さんから届いた「数学の贈り物」を読んで、ますます、そのように誓った次第です。
本年も、ミシマガジン、ミシマ社の出版活動を、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
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以下の募集は終了しました。ご応募いただきました皆様、ありがとうございました。時間がかかるかと思いますが、必ず年内に一度ご連絡さしあげます。

このたび、ミシマ社では営業事務を担当いただける方を募集いたします。

以前、営業事務アシスタントの募集をしましたが、
今回は、ミシマ社の事業の「柱」の一つである、この営業事務を専門に担ってくださる方を探しております(これまでの担当者が産休に入るためです)。

仕事内容は主に、

・日々の伝票づくり
・発送業務
・月々の請求作業 
・ときどき経理 など

です。

ミシマ社という出版社は、全国の書店さんと「直取引」をおこなっております。
そのため、各書店さんとのお取引は、かなりの量になります。
その膨大な数の請求業務や管理を、一手に担っていただくことになります。

また、「これから」の出版を考えたとき、来年、創業10周年を迎えるにあたり、
その管理方法など、どんどんブラッシュアップしていきたく思います。

そういう試みを楽しんでやってくださる方、そして何よりも、日々の単純な作業を厭わず、丁寧に行ってくださる方、
ぜひご応募いただけましたら幸いです。
心より、お待ち申しております。


<募集要項>
・募集人数:1名
・職種:営業事務
・勤務場所: ミシマ社 自由が丘オフィス(東京)
・勤務時間:平日9時〜18時(要相談) 
・雇用形態:契約社員(正社員の登用もあり)
・勤務開始日:2016年1月〜 (要相談)

・応募書類:履歴書、職歴書、作文(なぜ、応募しようと思ったか?)
・応募書類の送り先:〒606-8396 京都市左京区下堤町90−1 ミシマ社 京都オフィス 採用係
*上記書類を同封のうえ、こちらまでお送りくださいませ。(勤務地と書類の送り先が違いますのでご注意ください)

・締め切り:2015年12月20日必着
* どうしても上記に間に合わないという方は、
12月21日着で、自由が丘オフィスへお送りいただければ幸いです。
〒152-0035目黒区自由が丘2−6−13 ミシマ社 採用係

ご一緒に働くことのできるときを楽しみにしています!

よろしくお願い申し上げます。  ミシマ社代表 三島邦弘








 
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ひそかに、ひと月前・・。

「発行元:トドマツ建築プロジェクト」による

トドマツで、建てる

という一冊が発売となりました。
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わたしたちミシマ社は、「発行元」ではなく「発売元」です。
発売元というのは、通常、本屋さんへの卸・営業をおこないます。本の制作・印刷・発行には携わりません。

ちなみに、ミシマ社が発売元になるのは、今回が初めてです。これまで何度か、「わたしたちがつくった本をミシマ社さんで営業してほしい」といったお話をいただいたことがあります。どれも、すばらしい本で、思いにあふれているのが痛いほどわかりました。けれど、最終的に、ミシマ社が「発売元」になることはありませんでした。
それは、創業期より掲げている「一冊入魂」という言葉を、発売元として実践するのは、かなりむずかしいと判断したからです。
というのも、「一冊入魂」は、なにも「つくる」行為においてのみ成立するわけではありません。「届ける」という、車で言えば、その両輪がそろってこそ、「一冊入魂」は成り立ちます。つまり、一冊を「届ける」という行為のなかに、魂が込められなければいけない。
そう考えると、どれほど素晴らしい本であっても(あるいは、そうであればあるほど)、「届ける」ほうの入魂を「つくる」と同程度にまで持っていくのは並大抵ではないのです。
これまで、泣く泣く、お断りしてきたという経緯があります。

では、なぜ、今回「発売元」になったのか?

それは、「トドマツ建築プロジェクト」とミシマ社は、ほぼ同じ思いを共有しているから、と言えるでしょう。
具体的には、循環型経済を実現するため、「現在の常識」にとらわれることなく、
未来のために必要な動きを実践している。
それに、建築と出版という産業の違いはあれども、ともに「木」から始まる仕事です。
その「木」がこれからの世代にも継承されていくよう、そして循環することで土地を守っていけるよう・・。
そうした思いを共有しています。
ですから、企画時点から私たちが関わっていれば、「トドマツ建築プロジェクト」は「発行元」ではなく、「著者」であった可能性もあります。たまたま、本ができあがったあとに、プロジェクトの活動と本の存在を知ったため、「発行元」はプロジェクト、わたしたちはあくまでも「発売元」としてかかわることになりました。

これまで建築材として使わることのなかったトドマツ。
北海道でありあまるこの木材を使って、いかに「建てる」か。

本プロジェクトは、「未来」そのものです。

美しい写真、かっこいい製本でお届けする、すごく贅沢な一冊でもあります。
一家に一冊は置いていただき、多くの方々に読んでいただけましたら嬉しいかぎりです。


トドマツ建築プロジェクト・メンバーのインタビューもあわせてお読みくださいませ!
 
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本日よりミシマ社は、10年目に入りました。

この9年間、お世話になりましたすべての方々へ、心から御礼申し上げます。
いただいたお言葉やお力添え、どれひとつが欠けていても、今というときはありません。
ふりかえれば、至らぬ点ばかりが目につくのですが、
これからの仕事でお返ししていくほかないと思っております。
そのためにも、日々のこと、日常の細部を大切に、
手先、指先、そして身体全体を動かしていきながら、
毎日を過ごしていくつもりです。
そうすることで、表層的な時代の流れに巻き込まれることなく、
出版社として、ほんとうに必要なことを守り、育てていきたく思います。

あらためて、この間お世話になった方々、そして読者の皆様、
本当にありがとうございました。

メンバー全員、日々のなかで気力、体力を充実させつつ、
「一冊入魂」の出版活動をもっともっと喜びあふれるものへと、発展させていきたく存じます。

これからも、ますますよろしくお願い申し上げます。