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秋田で「これから」を体感する
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    JUGEMテーマ:読書

     

    9月7日(土)、待ちに待ったトークイベントが秋田で開催されます。

    五城目町で300年以上、日本酒の蔵をつづけておられる「福禄寿」さんの社長・渡邉康衛さんとお話をします。

    昨年、「ちゃぶ台」Vol.4(発酵×経済号)で小倉ヒラクさんたちと訪れ、震えるほどの感動をおぼえたのが、

    康衛さんのお話でした。そこでの話が火種となって、「ちいさいミシマ社」レーベルを立ち上げることにもなりました。

     

    うかがったお話の要点を言いますと、

     

    ・康衛さんがお父さんに呼び戻されたとき、日本酒は全く売れずに大量に残っていたそうです。それが、今や「一白水成」と言えば、飲みたくても手に入らない状態。この復活はいかにして達成されたのか?

     

    ・醸造酒を減らし、天然麹による純米酒づくりをメインにした。必然、生産量を3分の1ほどにした。

    ・また、先祖が始めた地元の水(日本酒には向かないと言われる硬水)を使うようにした。

     

    このように大胆な舵の切り替えをおこなったからこそ「今」があるのだなぁ、と感じました。

    ざっくり言えば、近代以降のやり方から近代以前のやり方に戻った。原点回帰した。

    ただし、東京農大醸造科を出ておられる康衛さんの選択は、ただ過去に戻っただけではないはず。

    最先端の技術や知見も取り入れておられるにちがいない。

     

    イベントでは、舵切り替え時の核心とともに、そのあたりにも迫りたく思います。

    くわえて、当日、「神事としての酒づくり」という面についてもぜひうかがいたいと思っています。

     

    ミシマ社は創業当初より「一冊入魂」を謳っています。

    「熱」や「思い」を込めて編集し、その熱や思いを減ずることなく読者へ届ける。

    一冊入魂を簡単にいえばこうなります。

    ただ、熱や思いという言葉だけではこぼれ落ちる何かが、あるような気がしてなりません。

     

    もちろん、本づくりは神事ではない。

    けれど、ひとりの仕事をする人間として、何かを敬う、畏れる、という感覚を自らに宿し、つくる対象へと練り込む。

    そうした神事のような、宗教儀礼のような要素が、仕事にはあるのではないか。

    そんな気がしてなりません。

    300年以上つづけてこられた蔵だけがもちうる、そうした面の知恵があれば、ぜひ教えていただきたいと思っています。

     

    いずれにせよ、ものづくりや小商いに携わる方々はもちろん、これからを生きていくすべての人に響く時間にしたく思います。

    「ちゃぶ台」Vol.5に掲載できるのは、ほんのわずかです。

    ぜひ、体感しに来てください! くれぐれもお見逃しなく。

     

    お申し込みはこちらから。

     

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    ディスカバー亀の町×ミシマ社 「ちゃぶ台」公開取材!
    「本づくりと酒づくり〜ちいさいものづくりで目指すこと〜」 

     福禄寿酒造16代目社長・渡邉康衛さんと、ミシマ社代表・三島邦弘のクロストークが秋田市のディスカバー亀の町にて開催されます! 今回のトークテーマは「ちいさいものづくり」です!

     

     

    出演者プロフィール

    渡邉康衛・・・1979年秋田県生まれ。福禄寿酒造代表取締役。1688年創業と秋田でもっとも古い酒蔵のひとつで、16代目社長を務める。昔ながらの銘柄「福禄寿」と、自ら立ち上げた「一白水成」の二つを二大看板とし、伝統を守る一方でこれまでになかった発想による酒造りで注目を集める。酒米の9割以上は秋田県五城目町産を使用するなど、地元産の酒造りに重きを置く。地元秋田県内の5つの蔵元からなるグループ「NEXT5」メンバー

     

    三島邦弘・・・1975年京都生まれ。出版社二社を経て、2006年10月東京・自由が丘でミシマ社を単身設立。現在は、自由が丘と京都の二拠点で「原点回帰」の出版活動をおこなう。ほぼ全書籍の編集を担当。年に一度刊行の雑誌「ちゃぶ台」では編集長を務め、「お金や政治に振り回されない生き方」を求め取材。2018年刊行のVol.4では秋田も特集した。

     

     

    開催概要

    ●日時

    2019年9月7日(土)

    13:30 会場

    14:00 開演

    15:45 終了予定

     

    ●料金

    ¥1,500(1ドリンクつき)

    お席は先着30名となります、それ以上は立ち見となりますのでご了承下さい

     

    ●場所

    ヤマキウ南倉庫 1F KAMENOCHO HALL KO-EN(秋田市南通亀の町4-15)

    当日、無料駐車場はありません。敷地内の駐車場はご利用いただけませんので、ご了承ください。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングなどをご利用ください。

     

    詳細・ご予約はこちら

     

    ***

     

     福禄寿の渡邉康衛さんは、五城目町で330年続く酒蔵「福禄寿」で「一白水成」という今や押しも押されぬ人気のブランドを立ち上げた方。「NEXT5」メンバーでもあり、県内外に日本酒の新しい魅力を伝える活動もする傍ら、2018年5月には「下タ町醸し室 HIKOBE」という日本酒カフェもオープンするなど、五城目×日本酒でどんどん新しいものづくりをしていらっしゃいます。

     

     雑誌「ちゃぶ台」vol.5では秋田を取材したミシマ社。そのミシマ社が、2019年7月に始めたたばかりの新しい取り組みが、「ちいさいミシマ社」という新レーベルです。人口減少のなかで多売が難しくなるなか、出版業でも継続的な小商いを実現するための取り組みですが、その大きなヒントになったのが、なんと福禄寿の酒造りだったのだというのです。

     

     当日は「ちいさいミシマ社」はじめ、ミシマ社の本の販売もあります!

    ※なお、今回のディスカバー亀の町の内容は一部が「ちゃぶ台」Vol.5に掲載されます。

     

     DiscoverKamenochoとは、秋田市南通亀の町にある「亀の町ストア」に、いろいろなゲストをお呼びして、お酒をのみながらお話を伺う秋田式トークライブです。

     

     

    ディスカバー亀の町×ミシマ社 「ちゃぶ台」公開取材!
    「本づくりと酒づくり〜ちいさいものづくりで目指すこと〜」 

     

     

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