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「コーヒーと一冊」第2弾!
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    JUGEMテーマ:読書


    本年5月に創刊しましたシリーズ「コーヒーと一冊」。
    半年に一度、3冊ずつ刊行していく予定です。

    coffee3

    コーヒー一杯飲みながら、iPhoneよりも軽く、「面白い」がぎゅっと詰まった一冊を
    読んでみませんか?
    一冊読み切る時間がなかなかとれなくて・・・とこぼす方々には、特に、試していただきたいです。
    やっぱり、本って読み通す「喜び」があるなぁということを、体感的に思い出してもらえるはずです。

    このシリーズでは、ジャンルにとらわれることなく、さまざまな面白いを一冊にしています。
    ですから、必ず、どれか一冊はすでに好きなジャンルの本であろうと思います。
    その一冊から入って、普段読まないジャンルの本にも触れていただけると最高に嬉しいです。

    ちいさな本たちから、未知なる世界を広げてみてください!
    第2弾の三冊は、それに、うってつけの本ばかりです。


    安田登『イナンナの冥界下り』

    あわいの力』でおなじみの能楽師・安田登さんは、古代文字にも精通してらっしゃいます。
    新しい時代の知の巨人。と評す方もいますが、全面的に首肯せざるをえません。
    その安田さんが、「心」や「言語」のなかった時代の例として、
    世界最古の神話「イナンナ」を現代語訳し、その現代における意味を解釈するというのが、本書。
    とにかく、ぶっとんでいます。
    すさまじく面白いです。

    ちなみに、ウェルベックの『服従』が話題になっていますが、『イナンナの冥界下り』を読むと、
    いっそう楽しめます。ヨーロッパ的枠組みの「しんどさ」がどういうところから来ているか。
    その根本のところが、わかりますから!


    最相葉月『辛口サイショーの人生案内』

    読売新聞で100年を超える人気コーナーとなっているのが、「人生案内」。
    最相さんは、その回答者を、7年以上つとめておられます。

    「相談を内緒にするのではなく相談者を内緒にすれば、相談者は誰にも知られずに専門家の回答を得られ、読者や聴取者にとっては楽しくためになる。この一挙両得を狙った人類史上最高のエンタテインメントが、人生相談」(はじめに より)

    他人の相談ってこんなに面白いもんなんだ。
    そして、それにこんなに真剣に答えてくれる方がいるんだ!
    という、面白さと驚きが詰まった一冊です。
    まずは、騙されたと思って読んでみてください!


    江弘毅『K氏の遠吠え 誰も言わへんから言うときます。』

    いつの時代にも批評家はいますし、いてもらわないと困ります。
    この本では、これまで食と街について語ることの多かった江さんが、
    批評家K氏となって、世間の上澄みをぶったぎっていきます。
    三人称だからこそ可能になった、舌鋒鋭い批評の数々。
    まさに「誰も言わへんこと」ばかり。
    けど、もし実際に誰も言わなかったら、どうなってしまうのだろう?
    と一方で、不安になります。
    そう考えると、
    本書があって本当によかった。
    おかげで、ちょっとは時代が補正された。
    と、言ってもらえること間違い無しの一冊です。

    K氏の勇気ある発言を、「遠吠え」で終わらせるか、
    それとも時代の声にするか、は読者の皆さんにかかっています!


    **

    ぜひ、第1弾の三冊とともに、まずは並べてみてください。
    そして、気にいった本から読んでいただけますと幸いです。
     
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