2015.09.24 Thursday
ミシマ社初の雑誌『ちゃぶ台』ライブ
JUGEMテーマ:読書
この秋、ミシマ社初となる市販雑誌『ちゃぶ台』を発刊いたします。
なぜ、雑誌をつくろうと思ったのか?
どんな雑誌なのか?
いろいろお話ししたいことはあるのですが、今日はひとつだけ。
この数年顕著になってきたことですが、本を広める動きのひとつに、「トークライブ」があります。
私たちも、参加することが多くなってきました。
多いときは、ひと月に数回も・・(創業期の数年間は、一年に一回ほどだったのに)。
ただ、発刊のたびに、日本中でライブをおこないつづけるのは、さすがにむずかしい。
と思うものの、代案がないままに数年が過ぎました。
そんななか、今年の春先、「そうか」という一つの気づきがありました。
それは、「本自体をライブにすればいいじゃないか!」というものでした。
音楽でいえば、全国でライブを開くのではなく、ライブ盤をつくろう、という感じでしょうか。
で、今回私たちのライブ盤で「実験」したことはというと・・・、
「台割のない、雑誌づくり」
です。
台割(ページ割)をつくらず、最後までどうなるかわからないものを、わからないままに作りきる、というやり方をとりました。
・・・はたして、どんなライブ盤となったのやら。
10月8日の発売をどうぞお楽しみに!
この『ちゃぶ台』発刊を記念して、本当の「ライブ」もやります!!
すでに二つ決まっているのですが、どちらも楽しみでなりません。
* 松家仁之さんと話す「いま、雑誌をつくるということ」
大先輩の松家さん(『つるとはな』編集人、作家、『考える人』創刊編集長)に、「雑誌」ビギナーの私が、
恐れ多くも、今回の雑誌づくりの無謀さをお話し、
教えていただきたい数々のことをうかがいます。
10月12日(日)17時〜@東京堂
* 西村佳哲さんとともに「いま、地方×仕事 を考える」
11月3日15時〜 『ちゃぶ台』体感イベント@岡山
詳しくはこちらから!
皆様のお越しをお待ちしております。