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持ち込み原稿に関して(再)
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    以前からお伝えしおりますとおりミシマ社は「自社企画」専門の出版社です。

    いわゆる持ち込みも、自費出版のような形態も、一切扱っておりません。

    創業から5年間、一年に約6冊ペースで発刊してきました。

    少しずつスタッフの力量も上がってきた今年以降は、年間約10冊を刊行する予定です。

    それでも、一月に1冊のペース。

     

    最近、ミシマ社が新聞などの記事に載るたび、持ち込み原稿を頂戴することが増えています。

    「ここだ!」と思ってくださるのは、この上なく嬉しいことなのですが、どうにもこうにも対応できないのが実情です。

     

    というのも、なぜ持ち込みたいと思ってくださったかというと、それは、「一冊入魂」の本作りを続けているからだと思われます。

    では、なぜその「一冊入魂」が可能であるかというと、逆説のように聞こえるかもしれませんが、持ち込みをまったく受けつけていないからなのです。

     

    つまり、「受け」ではない。

    だからこそ、一冊に注力できる。
     

    常に「企画」に対して、「一冊」に対して主体的にかかわっていくのが、ミシマ社のあり方です。

    いろんな出版のやり方があってしかるべきですが、ミシマ社は、自社企画以外に行う予定はありません。

    その点、何卒ご理解いただけましたら幸いです。

     

    それとひとつだけ率直な気持ちを言わせていただくと・・・。

     

    「記事を見てミシマ社を知りました。私の本を出すのは、ここだ!と思いました」

    という文面をときどき拝見しますが、そのたび、ちょっぴり悲しくなります。

     

    せめてミシマ社の本を何冊かは読んでいただきたい・・。

    そう思ってしまうのです。

     

    おそらく、持ち込みを送ってくださる方も、ご自身の原稿にそうとうの思いいれがあって、持ち込まれるのだと思います。

    同様に、ミシマ社も、発刊したすべての本に「思い」があります。

    それは、弊社のような小さな出版社にとっては、「すべて」と言ってもいいものです。

    その「すべて」である弊社の本を読んでももらえず、持ち込みはお断りですと最初から申し上げているにもかかわらず、いきなり「読んで!」と言われても・・・。


    どうかまずは、弊社の本を本屋さんで手に取るところから関係をもっていただけましたら幸いです。

    必ずや、いただきました力をさらなる出版活動につなげてまいります。

    勝手を申し上げるようですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

     

     

    *以上の理由で、持ち込み原稿は受け付けておりません。もしお送りいただきました場合も、原稿の返却などはいたしかねます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

    | 出版 | 18:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
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