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もう一度お金を考えざるをえなくなったぼくらへ
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    糸井重里・邱永漢著『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』の文庫版がPHPより刊行されました。
    元版の刊行が2001年2月末ですから、ほぼ10年前。
    ともに駆け出しだった木村俊介さんと二人三脚で編集した最初の本です(その後、ミシマ社から『やる気!攻略本』『脱「ひとり勝ち」文明論』などで助けてもらってます)。
    本当に無我夢中だったのが、つい昨日のことように思えます。

    10年のときを経て、ふた回りほど体が小さくなって、かわいらしい装いとなった本書。
    なんだか、とっても愛おしいです。

    *****


    糸井さんが、文庫版にステキなあとがきを寄せてくださいました。

    「どんな旅に出るときにも、路銀というものが必要となる。
    路銀、つまり、旅をするのに必要な金のことだ。」

    10年前の「ほぼ日」といえば、糸井さんのお言葉を借りれば、なんとまだ、「よちよち歩き」。そのとき、初めて「お金をちゃんと考え」なきゃいけなくなった。そうして、10年のときが経過し、「路銀」なくして旅はできないことに気がついた。

    「あとがき」には、糸井さんのそうした実感が詰まっていて、それがほんとステキなんです。

    ミシマ社でいえば、まさに今が「よちよち歩き」の時期で、京都オフィスにいたっては「よちよち」も歩けてません。
    ですから、いやおうにも、お金をちゃんと考えざるをえない。
    そういう意味で、ミシマ社のためにあるような一冊です。10年前、がむしゃらに編集していたころは、今ほどの切実さはなかったもんなぁ(それより、早く発刊することへの切実さが勝っていた)。

    「お金を考えるのではなく、路銀としてのお金をもって旅をしている」。

    ミシマ社メンバー全員が、実感をもってそう言えるようになりたいです。
    勝手な想像ですみません、ですが、たぶん、日本のあちこちで、この発想が求められている気がします。

    10年前の本ではありますが、「今」読むと、びっくりするくらい「しっくり」くる一冊です。
    | | 13:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
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