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編集は流れの中で
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    先日、H新聞の取材で記者の方からこんな質問を受けた。

    「可能不可能を抜きに、この人にこの企画で書いて欲しい。
    そういう究極の企画は何ですか?」

    正直なところ答えに困った。
    これまでそういうことを考えたことがなかった。
    そもそも、そういう発想をしない。
    質問をうけ、そのことに気づいた。

    僕の場合、一冊一冊をいい本に仕上げたい、
    それがほとんど全てだ。
    企画はそのときそのときで、思いついたり、
    話し合ったりして出てくるもの。
    だから、そういう「流れ」を作っておくことのほうが
    重要だと思っている。
    企画がどんな角度からでも進んでいくための流れのようなものを。

    明確な一つの目標が言えるのはかっこいいし、少し憧れるところもある。
    ある一つの究極を追い求めて、それに打ち込む。
    そういう強烈な動機は残念ながら、僕には見当たらない。

    だけど、それは仕方がないし、開き直りではなく、それでいいと思っている。
    一つの強烈な目標というのは
    下手をすれば伸び伸びとした動きを縛る可能性をもっている。
    それに対し、
    ただひたすらいい仕事をする、
    という姿勢だと、いろんな可能性が出てくる。
    少なくとも可能性だけは広がる。

    こう思っているのだけど、弱いですよねぇ。
    こういう考えって。ほんと、インタビュー向きじゃない。
    もっとガツーんと言えればいいんでしょうけど。
    それも仕方のないことです。

    やれることをやるだけ。
    普段、考えていることを話すだけ。
    それが今の精一杯です。

    そんなこんなで、
    修行不足を痛感する日々が続きます。

    それでも優しく接してくれるインタビュアー、
    そして周りでサポートしてくれる皆さんに、
    心から感謝です。ありがとうございます。
    | 出版 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
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