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フィラデルフィア・ローヤーにならないために
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    エニグモの田中さんがブログですごく大切なことを書いている。
    一部引用させていただく。

    英語のスラングでphiladelphia lawyer (フィラデルフィア ローヤー)
    という表現がある。

    法律にすごく詳しく、やり手の弁護士という意味もあるが、

    スラング的な意味としては、
    物事を必要以上に複雑にしたり、
    狙いがあって意図的に話を変える人のことを指す。


    ひとことでいえば、困った人である。
    こういう人にかぎって、自分ができると思っていたりするから、いっそう厄介だったりする。
    田中さんが言うように、ぼくも、こういう人に会うと、反面教師として気をつけるようにしている。
    そのとき、何を気をつけているかというと、「こだわらない」ということに尽きる。
    こだわりをもっちゃいけないな、と。

    では、どうすればこだわらない人になれるのか?

    ひとつの解は、「立場」に執着しないことだろう。
    たとえば、ミシマ社を例にとって考えてみたい。

    ミシマ社には、編集、営業、仕掛け屋、経理という大きく4つのチームがある。そして8人全員が全チームに属すというやり方をとっている。その理由は、自分が属するチームだけの視点から物事を見て、判断すると、全体にとって不利益なことが多々起こるからだ。ぼくは、そういうのを会社を作る前に、実際に見たり、経験したりして、すごく「不毛」に感じていた。
    正直、「なんなんだよ! 自分の立場からだけモノ言うなよ」
    と思った。そして、「なら、フリーになれよ」と思った。
    じっさい、その通りだと今も思っている。
    「自分の得意なのはこうなんで」
    というふうに、自分の立場を相手に理解してもらって仕事をしたいのならば、自分の仕事に「全責任」をもつしかない。
    つまり、それが許されるのは、「フリー」の人たちだけなのだ。

    しかも、重要なことは、仕事は「自称」であってはいけない。
    「オレはこの会社であの分野について一番知っているんで」と言ってみたところで、しかたがない。
    仕事というのは自分ではなく、他人がつくるものなのだから。

    「いい仕事してるね!」
    「これやってくださいよ」

    と他人から頼られて、依頼を受けて、はじめて「その作業」は「仕事」となる。
    どうも、philadelfia lawyer には自称が多い気がしてならない。

    話は少し逸れたが、だから自社においては、絶対にそういう不毛な行為を認めたくないし、そういう空気をそもそも作りたくないから、全員全チームとしているわけだ。
    「仕掛け屋として」「営業として」あるいは、「これはオレがよく知ってるんで」的態度でコミュニケーションをとりだしたら、ミシマ社は確実にストップしてしまう。
    それは、「経営者として」ぼくが唯一、絶対避けなければいけないと思っていることである(それ以外において、ぼくのポジションはこの会社では一切機能しません。だって、全部に属しているわけだから。そんなもん、そもそもない、わけだ)。


    長くなったが、
    philadelfia lawyer にならないために重要なことは――。


    もう、すでに書いたとおりですよね。
    気をつけなきゃ。
    | 思いついたこと | 20:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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