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おかげさまで、益田ミリさん著『今日の人生』は、発売一ヶ月半で5刷・4万部を突破しました。

これもご愛読いただきました全ての読者の方々のおかげです。

 

本当にありがとうございます。

 

「この本を出してくれてありがとうございます」

日々いただく読者はがきの中でも、こう言った声がとても多いのが、本書の特徴です。

 

拝読するたび、もっともっと多くの方々が本書を待っているにちがいない。

と確信を深めております。

そのために、ちいさな出版社ではありますが、できることを少しずつおこなってまいります。

 

新聞広告もそのひとつです。

毎日新聞 に全5段の広告を出しました(6月13日掲載、大阪版は14日)。

 

ますます待っている方々のもとへ届きますように。

 

mainichijinsei

 

 

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朝日新聞(2017/5/30、西部・北海道は31日)に、入魂の広告を出しました。

 

益田ミリさん『今日の人生』。

 

一本広告です。

創業以来、10年と半年の間で、こんなに短期間に多くの方々に読んでもらえた本はありません。

10代から60、70代まで、男女を問わず、多くの方々から毎日、読者はがきが届きます。

 

「じゅわーっと涙が溢れてきた」

「笑って、泣いて、感動しました」

など、表現は違いますが、どの方も、「読んでよかった!」という思いを、溢れんばかりに伝えてくださっています。

 

ますます、多くの方々に読んでもらえますよう、出版社として努めねば、と思う日々です。

新聞広告なども、今後は積極的に出す予定です。

 

読んでくださった方々は、周りの方々にもご紹介いただけますと、とても嬉しいです。

 

ひきつづき、よろしくお願い申し上げます。

 

 

kyojinseiasahi

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2月半ば、衝撃のニュースが流れました。

新潮社の雑誌「考える人」が4月で休刊・・・。

 

縁あって、「考える人」創刊編集長の松家仁之さんと対談させていただいたこともあります。

そして、なんといっても、現編集長・河野通和さんの最初の著作『言葉はこうして生き残った』を弊社から1月末に刊行したばかり。

ニュースは、発刊から数週間後の出来事でした。

 

もちろん、休刊の知らせは寝耳に水。まして、その理由など想像もつきません。

ひたすら残念だと感じるのみです。

いまとなっては、こう思うしかありません。

「考える人」編集長が残したいと願った言葉は、「こうして」(本となって)「生き残った」。

雑誌はもう出なくなるかもしれませんが、本というかたちのなかに、言葉は、そこに心血を注いだ人の魂は、しっかりと宿り、これからもずっと生き続ける、と。

それがせめてもの救いのように感じる一方で、自分たちが果たせねばならぬ「届ける」という行為のもつ重さをひしひしと感じます。

本当に「生き残った」となるかどうかは、私たち次第ですから。

 

一冊入魂。

これは、つくるところで留まっていてはならぬもの。

届け、届けつづけて、初めて、言葉と行為が一致しはじめます。

 

松家さんを引き継ぐ思いを綴った言葉から始まる本書。

その本を発刊した私たち小さな出版社は、二人の、大先輩であり名編集長の思いをずっしり担っていると言えます。

その重さとありがたさを全身で感じつつーーナウ・オン・ボード。

 

 

*ちょうど昨日(2月26日)産経新聞にて、河野さんの著者インタビューが掲載されました。

記者の方が、河野さんのお人柄、誠実さを見事に表現してくださっています。

 

sankeikohno

 

 

 

 

 

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「シリーズ22世紀を生きる」は、私が尊敬してやまない方々に、全身全霊で「聞く」というところから始め、これからの時代を生きていくための深い知恵を得教えていただこう、という試みです。

2012年9月に、第一弾としてバッキー井上『人生、行きがかりじょう』を発刊。

以降、第二弾・安田登『あわいの力』、第三弾・平川克美『「消費」をやめる』、そして第四弾に、内田樹『街場の戦争論』を2014年10月に出しました。

あれから2年ぶりとなるシリーズ第五弾が、釈徹宗『お世話され上手』なのです。

 

まさに肝いりのシリーズなのですが、なかでも本書は、個人的にとても大きな影響を受けた一冊でもあります。

 

たとえば、認知症グループホーム「むつみ庵」を運営する釈先生の空間づくりの発想など。

 

「むつみ庵に来れば誰もが実感できると思う。明らかに仏間・お仏壇が家の方向性を生み出している。(略)

認知症の人でも、けっしてお仏壇に足を向けて寝転んだりしない。

床の間などはなくても困らない。なくても暮らせる。(略)しかし、床の間をつくってしまうと、そこを荷物置き場やゴミ置き場にするのは抵抗がある。やはりお花を生けたり、お香を置いたり、掛け軸を掛けたりする。

あってもなくても暮らせるが、あれば気になるものがある生活とない生活は違う

 

こうした釈先生の実践とお言葉が、ミシマ社の古民家オフィスや私の自宅の随所に生きています(実際、京都オフィスの床の間に掛け軸をかけているのも、自宅に仏壇を置いたのも、本書の影響にほかなりません)。

 

現代の効率最優先の考えからは「不合理」と認定されるようなところに、文化が宿り、育成させる。と釈先生は述べられています。

これは、私も実感するところです。なにも文化を生み出しているといいたいわけではなく、ただ、すくなくとも、そういう不合理だらけの諸々がミシマ社の本づくりや会社運営の基礎を成しているのは間違いありません。そしてそれは、自分の生命力を無意識下で高めてくれている、そんな感じを確かにもっています。

 

このように実際に生きた知恵をいっぱい授けてくれる一冊なのですが、鷲田清一先生が、朝日新聞(2017/2/17)の「折々のことば」でご紹介いただいた一文は、ここでした。その目のつけどころにただただ脱帽・・・。

 

oriorishaku

 

 

 

 

 

 

 

 

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書評を拝読して、震えました。

自分よりずっと年下の同業者の著作を、こんなふうに評されるなんて・・・。

 

建築家・隈研吾さんが、

光嶋裕介さん著『これからの建築 スケッチしながら考えた』を、信濃毎日新聞で絶賛くださいました。

 

「本当に、素直でフラットでスムーズな建築論である」

という書き出しにつづけて、「(略)旅と日常という境がまるでなく、歴史に残る名建築と旅先であった渋いジャズ喫茶の境もなくて、すべてがフラットでスムーズに進行していくのである。こういう建築の記述方法は、今までなかった。

普通のようでいて、実に新しい種類の建築本なのである」

 

「普通のようでいて、実に新しい種類の建築本」。

その理由を隈さんは、こう分析されます。

「それは建築が特別なものであった時代が終わったということである」。

 

書評内において、今をときめく建築家である隈研吾氏が、「建築の一時代の終焉」を告げたのです。

これは、歴史的な事件といっていいのではないでしょうか。

 

「建築という特別なものを、建築家という選ばれた特別な人が作るということを、われわれは当たり前のことだと思って育ってきた。」

「しかし光嶋さんという建築家は、すでに違う時代、違う場所にたっている。」

 

同時代の後輩建築家のことを、「違う時代、違う場所にたっている」と断定。

これは、簡単なようでいて、とても勇気のある発言です。

若手の考えを斥けることで、自分の立場を優位に立たせようとする。そういうやり方で後輩を厳しく迎えることだって、可能であるはずです。

しかし、隈さんは、光嶋さんの姿、考えに、新しい時代を見出された。

それは、隈さんが大家であることに安住するのではなく、現役の一建築家として時代に真正面から向き合っておられる、そのなによりの証左といえると思います。

 

「そこでは建築は特別なもの、突出するものではあってはならず、(略)周囲の環境の全体性へと響き合って育つ、植物のようなものへと変わりつつある。」

 

本書評が建築新時代の幕開けの宣言となり、本書が建築新時代の旗印的一冊とならんことを願ってやみません。

 

隈研吾さん、すばらしい書評を本当にありがとうございました。

 

 

 

 

kumakoshima

 

 

 

 

 

 

 

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ミシマ社の雑誌「ちゃぶ台」「ちゃぶ台Vol.2 革命前々夜号」が、「中国新聞」(2017/1/3)の社説に載りました。

 

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年始の社説で、取り上げていただけたのは望外の光栄です。

「出版」を「農業」にたとえて、耕すところからおこなっている。

この雑誌もまたそうです。

というようなことを取材ではお答えしたのですが、

おそらく、農業、出版にかぎらず、耕すところから始めることが、

あらゆる産業において必要なのではないか、と直感しています。

 

「ちゃぶ台」の二冊が、そんな直感を共有できる方々にとって、

少しでも参考になれば幸いです。

 

Vol.2の目次を、下記に掲載しておきます。

 

*「ちゃぶ台Vol.2 革命前々夜号」目次

はじめに
特集0 「食×会社」を考える
周防大島の農家さんを訪ねて
山本ふみこ /おみおつけの<み>を何にするか
特集1 会社の終わり、companyの始まり
平川克美  /株式会社の終焉
近藤淳也  /会社の人たちと「食べる」ことについて

中山咲子  /まかないのさっこちゃん
山口ミルコ /ダーチャでニチェボー
藤原辰史  /縁食論――孤食と共食のあいだ
植本一子  /言葉をもらう
榎本俊二  /ギャグマンガ家山陰移住ストーリー
ブックレビュー 内澤旬子『漂うままに島に着き』
佐藤ジュンコ/甘辛ジュンコの人生案内
矢萩多聞  /おなじ釜のビリヤーニー
特集2 百姓のすすめ
宮田正樹  /命をつなぐ仕事を
小野邦彦  /ブレのある野菜を流通・販売する

後藤正文  /どんな音楽を選んで聴くのかも、どこかで社会に関わってる
井川直子  /過去のすべてに恩返しする
鷲田清一  /集団として生き延びていくために
中村明珍  /里山のDIY野郎
内田健太郎 /マルシェを「つづける」ということ

加地猛   /コンビニをやりたい
益田ミリ  /なんとなく、未来の夏休み
少し長めの編集後記

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三砂ちづる先生の『女たちが、なにか、おかしい〜おせっかい宣言』が、

東京新聞に書評掲載されました(2017年1月15日付、評者・橋本克彦氏)。

 

どこから読んでも挑発気ぎみで面白いエッセイだ

の一文から始まる書評。

 

〜著者が支持する渡辺京二の「生の原基」の上に立ち上がった社会現象への視線は優しく厳しい。

とりわけ女性の自己実現を巡る強迫神経症的思い込みについての考察に賛成し、おかしいのは日本社会だと、つけ加えておく

 

最後は、こんなふうに締めくくられていますが、

では、どうしていけばいいのか?

 

著者の視点はあくまでも慈愛にあふれた「おせっかい」で、

どこまでいっても女性の味方です。

女性たちの目を開き、新たな人生の可能性を開く。

そんな提案に満ちた一冊になっています。

女性はもちろん、ぜひ男性にも読んでいただきたいです。

そして、男女問わず、ひとりの人間として生命力が上がるきっかけになれば、と願ってやみません。

 

misago

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是枝裕和監督の『映画を撮りながら考えたこと』は編集しながら、

必ずや、100年後も表現者たちのバイブルとなっているにちがいない。

その確信のもと、400ページを超える大著を制作していました。

(そんなこともあり、ページが増えることも厭わず、細部まで血を通わせ、まさに入魂しきることができました)

 

おかげさまで、その後、日経新聞(7/31)、朝日新聞(8/7)に著者インタビュー掲載、

読売新聞(7/31)には、朝井リョウさんがすばらしい書評を、

そして本日、産経新聞にも書評(評者・アニメ監督の宮地昌幸氏)が掲載されました。

 

sankei

創作上の自問自答とでも言おうか。それがめっぽう面白い

 

yomiuri

 

私は、映画でも小説でも何でも、創作物とは受け手がただの受け手ではいられなくなるようなものであるべきだと思っている。(略)受け手が思わず能動的な行動をとってしまうような作品に触れたいし、そういうものを創りたいと思っている。ただ、忙しい現代人は娯楽に注げる時間が少なく、比例してそのような作品も減少している気がする。私自身、思わずわかりさすさに逃げたくなるときがあるため、決してそうしない著者の誠実な態度はあまりにも輝いて見えた。(略)読後、このように書評を書くという能動的な行動をとった私は、今後何度もこの本を開き、そのたび視界が晴れる思いを抱くのだろう。」(朝井リョウ氏)

 

 

その他、雑誌などでの紹介も止まりません。

現時点で、22(!)媒体。

 

表現活動にかかわる、つまり、生きるという行為を主体的におこなおうとするすべての人たちへ贈る一冊です。

ちなみに、週刊現代のリレー日記では、「就活生にもオススメ」と書かれてました。

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次の『ちゃぶ台』をどうしようか会議。」で、
今年の秋刊行予定の第二弾について練っていきますが、
第一弾『ちゃぶ台』、おかげさまで、ずっと話題になっています。

先日は、徳島新聞(2016/1/8)で取り上げていただきました。

tokushima


昨年末には、業界紙「新文化」にも!

shinbunka


この『ちゃぶ台』に込めた思いは、「ミシマ社の話」に書きましたので、
そちらもご覧いただけましたら幸いです。
 
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内田樹先生著『街場の戦争論』は昨年10月に発刊されました。

もうすぐ一年経ちますが、三省堂神保町本店をはじめ、各地で再びベストセラーになっています。

jinbo

2015年8月14日には、中日新聞、東京新聞、北陸中日新聞の一面に広告を出しました!

chunichi